求職者の方へのメッセージ
Message求職者の方へのメッセージ
私たちのビジネスに対する思いを
そのまま記載しております。
英和電機の理解にお役立てください。
英和電機が目指す「日本一幸せな会社」とは・・・
英和電機は「日本一大きな会社」を目指しているわけではなく、「日本一幸せな会社」を 目指しています。
英和電機は常に、「社員」、「取引先」、「会社に関わる全ての人」がそれぞれの幸せに近づく方向に舵を切ります。
一方で、ビジネスの世界はキレイごとだけではなく、「利益追従」という側面も持ち合わせます。
それは会社の存続・従業員への給与還元の為に利益が必要となるからです。
「日本一幸せな会社」と「利益の最大化」 この2つを追い求めることが、英和電機のミッションです。
変化の激しい時代をどう乗り越えるか
令和時代、世の中はモノや情報で溢れ、通信技術は5Gで更に飛躍し、人工知能(AI)、IoT、デジタルトランスフォーメーション(DX)、によりモノや営業活動そのものが効率化、自動化される複雑な世の中になってきました。
変化の激しい時代をどう乗り越えるか。
答えは簡単です。
時代に合わせて「変化」することです。
ひとつの商品・サービスに固執をせずに、お客様にとって「必要なモノ」を提供する。これが「商社」の原点であり、英和電機のポリシーです。
商売・ビジネスの原点は「商社」
ビジネスの原点は「商社」だと思います。
江戸時代の「士農工商」では、農産物や工芸品などのモノを仕入れて販売する人を「商人」 としていました。
新潟でコメ余りがおき、安く買ったコメを、飢饉が起きている鹿児島に持っていけば高く売る事ができました。
同じコメでも場所を変えれば高く売れる、これが商人の価値です。
歴史を振り返っても、世界最古の株式会社は東インド会社 (17世紀~東南アジアの物資をヨーロッパに販売した貿易商社)、日本最古の株式会社は亀山社中(江戸幕末に坂本龍馬 が作った貿易商社)と、株式会社の原点は両方とも「商社」です。
また、日本で一番大きな産業は?というと、「自動車業界」(約 60 兆円)とされてしまう事が多いのですが、それ以上に大きな産業が「商社・卸売り業」で約 100 兆円あると言われております。
「商社・卸売業」は様々な業界に点在しているため、市場規模の算出が難しいのですが、どんな業界にも、モノを売るという専門商社が存在しており、日本で一番大きな業界になって おります。
(*2019 年統計データより) 歴史や市場規模を見ても「商社」の価値が理解できるかと思います。
商社というビジネスモデル
商社の基本はモノを「仕入れて売る」事です。 100 円で仕入れ、120 円で販売し、20円の利益を得る。そのシンプルさ故に、長らく「商社不要説」「中抜き直販説」は説かれてきました。
しかし、本当に商社は不要でしょうか?
ビジネスモデルを外から見ると、一見中間マージン(商社の利益)を抜いているだけのように見えますが、利益の理由(=購入者はなぜその金額でも買ったのか?)については読み取る事ができません。
例えば、100円で仕入れた商品をA社には120 円で販売し、B社には150 円で販売したりします。定価が決められている商品でも、商社間の販売価格は一律ではありません。
なぜB社には 150 円で売れるのか?
その値付けには様々な理由とストーリーがあります。
そしてそのストーリーこそが企業秘密になるため決して語られず、外部から見ると、利益の中抜きと言われてしまいます。一方、150 円で買った会社は、その価格で買っているのだから不満はないのです。商社間の売買は、当事者同士が納得して取引をしているのです。
商社の価値(=顧客の購買理由)
お客様の購買理由をあげると、以下のようなものがあります。
- 安かったから
- 早かったから
- 近かったから
- 在庫を持っていたから
- 送料がかからないから
- 商品知識があるから
- ニッチなものを扱っていたから
- 欲しいものがまとめて買えるから
- 欲しいものがないとき、代替品を提案したから
- 配達をしてくれたから
- 会社同士の関係性が良好だから
- 担当さんの対応がいいから
- 担当さんが好きだから
商社業の利益の中には、その会社同士、担当者同士の思いや理由が必ずあります。
お客様の声に耳を傾け、状況を把握し、観察し、どんなお客様に売っているのか、どんな事 に困っているのか、何が欲しいのか…コミュニケーション深める事で、売れる商品の選定や 適正な価格が見えてきます。そして、売れた時には、お客様もそれで商売ができたり、その商品を使って頂いたりして、商品としての価値提供ができます。 押し売りするではなく、納得して買って頂くので感謝されます。
このように、シンプルなビジネスモデルの中には、無限のストーリーが隠されていると同時に、色々な営業スタイルが存在します。知識で売る人、行動量で売る人、丁寧さで売る人、 誠実さで売る人、商売っ気(価格メリットや条件)で売る人、本当に様々だと思います。 総合的に言えば、「人間力を上げる事」が太く長い関係が作れると思っています。
強い商社・商人とは
我々は、強い商社(=強い商人)こそ、シンプルでリスクのない最強のビジネスモデルだと思っています。
メーカーはモノを作るために、商品を企画し、材料を仕入れ、設備投資をし、モノづくり の作業員を雇い、在庫をし、プロモーション、営業活動をし、ようやく売上となります。結果、売れれば利益が出ますが、市場調査が甘く、売れなければ、不良在庫の山となります。また、売れすぎても嬉しい事だけではありません。想定以上の注文を取れば、工場の生産 キャパが追い付かず、残業をしたり、工場の生産ラインを拡大するために新たな設備投資をしたりと、リスクのある判断をしなければなりません。メーカーの営業マンが、たくさんの注文を取ってくると工場から怒られるという矛盾した話がありますが、生産計画以外の注文はメーカーにとってはリスクだという事です。
一方、飲食店や小売店はというと、その場所でお店を開いているので、お客様が来店する事を待っているしかできません。これを反響営業と言い、天候に左右されたり、競合店が近 くにできたり、新しい道ができて人の流れが変わったり、移動できないため環境に左右されやすいデメリットがあります。また、飲食店や美容院などのサービス店は、1人のスタッフが同時に10人分対応することができないため、100%稼働しても売上の上限はある程度計算できてしまいます。メーカー、小売店に比べ、商社業の強みは下記のようなものがあります。
- 商社はターゲットを決め営業に行ける。(物理的に移動できる)
- 1回のお取引で大型受注が見込める。(売上の上限がない)
- 流行りやトレンドが変わっても、新しい商品を見つけ販売できる。
- 大きな設備投資が必要ない。
商社業はメーカー(製造業)や小売店(販売業)に比べると、薄利にはなりますが、ビジネスにおいてのリスクは明らかに少ないです。
総合商社が、年収ランキングで上位を占めている理由は、一人の営業マンが圧倒的な売上規模の取引をし、薄利多売ではあるものの、大きな設備投資が必要ないため、給与に還元しやすい事が推測できます。常に、お客様の状況や情報をとらえ、業界のトレンド、新しい商品を知り、市場を知る事 ができれば、自然と強い商社(=商人)になれます。
英和流 最強商社の営業スタイル
当社では、創業以来一貫した営業スタイルがあります。
・年に 1 回、会社の売上目標を発表するだけ。
=「売上目標は組織全体」で追います。
・個人の行動管理なし、営業のノルマなし
=組織の数字が達成できれば、個人の売上ノルマや営業管理は必要なし。
このやり方で、創業以来7年連続増収増益を実現しています。
英和電機は何を売っても構いません。営業マン個々に「商人」としての判断と決済を委ねます。社内向けの営業管理に時間を使わず、意味のある情報共有以外は、全て社外向けに時間 を使う組織運営を実行しております。 その方が、最も売上につながり、利益につながり、お客様へ価値提供につながるからです。
企業コンセプトは「商品と一緒に情報を売る」
照明業界の商品点数は 100 万点を超えます。 あまりに情報が多すぎて、照明専門のプロは、なかなか存在しません。 英和電機は、照明業界の卸売りを「情報産業」と捉え、単なるモノ売りではなく商品と一 緒に+αの「情報」を売る事を心がけています。
求める人物像3つ
「素直でいいやつ」 →成長できる人・人に好かれる人
「ギバーである」 →他社に与えられる人
「自主、自立、自走できる」 →自分で考え、自分で行動できる人
営業管理をしない事とは、言い換えれば、自己管理ができる人材である必要があります。 会社の年間売上目標のみを発表しますが、そこから自分で会社の状況を考え、自分の立場を 考え、お客様を見て、どのように仕事をすればいいのかを考えます。
「既存をフォローするのか?」
「新規開拓をするのか?」
「既存商品で攻めるのか?」
「新商品を案内するのか?」
自分でストーリーを考え、実行できる人材を求めます。これは経営者や起業家と同じ発想 です。しかし、誰しも最初からこのスキルは持ち合わせていません。英和電機の自由に商売 をしていい環境を存分に使って、少しずつチャレンジする中で、数年後には1つの事業計画 を実行できるようなスキルが身につくと考えています。
会社が提供する経営資源を使って、チャレンジする環境を用意しています。
全てのポジションに「スキル」×「給与テーブル」を用意
英和電機の人事システムは、自分で納得した働き方を選べるようにしています。 それぞれ、「働く」という価値観は違うからです。 全てのポジションにおいて、スキルに応じた給与テーブルを用意し、自分の働き方、習得 したいスキル、目指すべき給与など、自分で目標設定し選べるようにしています。 しかし、柔軟な労働環境を生かすには、条件があります。 一言で言うなら「モラルが備わっている事」です。商社業としてのコミュニケーションもそ うですが、社内のスタッフ同士のコミュニケーションも、人としての当たり前レベルの「モ ラル」がとても大切だと考えています。人は、個々に性格や価値観が違うため、完璧な人間 はいませんが、会社として目指すべき行動指針も用意しております。
※HP 会社概要参照 https://www.eiwa-denki.co.jp/concept/
社名の由来 英和の「和」
創業時、創業者大内、工藤が会社にとって最も大切な意味をもつ漢字は何か…?を、考えました。その答えが「和」という文字でした。
※聖徳太子 十七条の憲法・第1条「和を以て尊しと為す」
意味:和を何よりも大切にし、いさかいを起こさぬように心がけなさい。
「和」の持つ意味はとても広く、深く、個々の理解もそれぞれかと思いますが、何か判断に 迷った時、トラブルが起きた時、振り返った時、この「和」という文字の意味をモノサシに すれば、正しい答えが出るものだと思っています。 また、個々の能力が高くとも、組織力にはかないません。 1+1=3、4、5…となるためには、「組織での和」の力が大切です。 まだまだ小さな組織でありながら、冒頭に述べた「利益の最大化」と「日本一幸せな会社」 を両立させるには、個々の仕事を縦割りで終わらせるのではなく、お互いが協力し合い、気 を遣い、思いやりを持つ事が大切です。モノを仕入れて、販売する「商社」というシンプル なビジネスモデルだからこそ、売上、利益を最大化するためには、スピード、正確性、質、 量、回転率全てが求められます。そのためには、「困っている人に声をかける」「教えてあげ る」「効率を上げる」など、人が本来もっている「和」の精神がとても大切だと我々は考え ます。 そして、社内だけではなく、仕事において関わる全ての人、取引先、に与える、分け合う ことができれば、結果、英和電機の企業活動を通し、「日本一幸せな会社」が実現できると信じております。
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